テーマ : 「テニスとスポーツビジョン」
~眼を鍛えてレベルアップ!!~

 「テニスは眼だ!!」と言われる程、テニスには「視る」ことが極めて重要です。
テニスのプレーに必要な情報の80%以上が、眼(視覚能力)を介して脳に入力されます。
そして、スポーツにおける「視覚能力」の研究の結果、この情報収集能力の差が競技力に強く影響することが解ってきています。
しかし、選手は自分の視覚能力がどのようなレベルにあるのかを知っているでしょうか?
指導者は、担当している選手の眼につき実態を把握しているでしょうか?
最近、世界のスポーツ界で注目されているのが「スポーツビジョン」です。
即ち、一流選手は「スポーツに必要とされる視る能力」を鍛え、視覚能力を高めることにより競技力のレベルアップを図っています。
 今や、日本のスポーツ界でも、筋力トレーニングやメンタルトレーニングに続き、第3の運動能力として、スポーツビジョンを鍛えるトレーニングが重視されつつあります。
 日本テニス協会・医事委員会も、日本のテニスの競技力向上に寄与すべく「スポーツビジョンプロジェクト」を設置し、活動を始めています。
 従って、今回のテニス・メディカルセミナーでは、日本テニス界の多くの方々に、是非「スポーツビジョン」をご理解頂き、日常のトレーニングに取り入れて頂きたく、テーマに取り上げた次第です。
講師には、日本のスポーツビジョン研究の第一人者真下一策先生にお願い致しました。
先生が代表をされている「スポーツビジョン研究会」は、眼科医をはじめ、スポーツドクター、トレーナー、コーチ、選手、体育学研究者ら約500名のメンバーで構成され、トップアスリート約2,500名の分析データを持ち、プロ野球、Jリーグ、日本卓球連盟、日本バスケットボール協会、その他多くの選手等に、スポーツビジョン分析とトレーニングのアドバイスを行っています。
先生がライフワークとして取り組んでおられる「スポーツビジョン」についての、長年の研究の成果や豊富なご経験からの素晴らしいお話しをお聞きすることが出来ますので、この機会に是非お知り合いの方々もお誘い合わせのうえ、ご受講下さるようご案内致します。
 なお、受講お申し込み手続きは、往復はがきによるものと、インターネットによるお申し込みをお受け致しますので、下記開催要項をご熟読のうえお手続き下さいますようお願い申し上げます。
また、会場は、「聖マリアンナ医科大学」です。案内図及びバス路線案内をご参照のうえ、お越し下さるようお願い申し上げます。


日 時
平成18年7月1日(土) 14時から17時頃まで
場 所

聖マリアンナ医科大学・別館8階 臨床講堂 (川崎市宮前区菅生2-16-1)
交通手段のご案内はこちら。大学構内マップはこちら

主 催
財団法人 日本テニス協会
主 管
医事委員会
協 力
普及指導本部・スポーツ科学委員会
協 賛
久光製薬株式会社・大塚製薬株式会社・SRIスポーツ株式会社(>DUNROP)・日本シグマックス株式会社・Tennis846渋谷・ウインザー ラケット ショップ
研修ポイント
公認指導員の研修ポイントは、2ポイント付与
講 師
真下 一策:
スポーツビジョン研究会 代表
略 歴 :
昭和45年 広島大学医学部卒業、同第一外科入局
昭和49年 東洋工業(株)(現マツダ) 付属病院外科勤務
昭和55年 スポーツ医学を志して上京
             大森赤十字病院外科副部長
昭和58年 日本体育協会・認定スポーツドクター(第一期生)
昭和62年 千葉市 井上記念病院外科医長
昭和63年 スポーツビジョン研究会 設立 同代表 
                           眼科研修開始
平成13年 そごう横浜店眼科クリニック医院長
平成16年 立川高島屋ビジョンクリニック院長
        大分大学医学部眼科学教室研究生(神経眼科)

スポーツ関係 :
  昭和49年 東洋工業サッカー・チーム (現サンフレッチェ) ドクター
昭和55年 広島カープ・チームドクター (首都圏担当)
昭和60年 マツダオート東京・バスケットボール・チームドクター
昭和62年 千葉銀行・アメリカンフットボール・チームドクター
現在   日本バスケットボール協会・医科学研究委員
 この間、
①日本ユースサッカーチーム・ドクターとしてヨーロッパ各地及び東南アジア遠征に帯同。
②野球(プロ・アマ)、Jリーグ、バスケットボール、卓球、カーレ-ス、競艇、オートレースその他の選手や審判員のスポーツビジョン検査と分析を行い、主に「日本臨床スポーツ医学会」で発表
③平成15年日本臨床スポーツ医学会で教育講演「スポーツと視覚」
④スポーツビジョンの普及を目指して各都道府県医師会や競技団体で講演を続けている。また、平成18年7月の「中・四国眼科学会」(高松市)のセミナーで「スポーツと眼」について講演予定。

著 書 :
バスケットボール(もっと安全にもっと強く)
                      ブックハウスHD 共著1989
スポーツビジョン            ブックハウスHD 共著1991
スポーツ眼科学(訳本)         ナップ      共訳1999
スポーツ外傷学・Ⅱ         医歯薬出版    共著2000
スポーツのための視覚学       ナップ  共著・監修2002
トレーニング生理学        杏林書院      共著2003
バスケットボール医科学ハンドブック  ブックハウスHD 
                                共著2004
選手と指導者のためのサッカー医科学  金原出版     
                                共著2005
わが子をプロ野球選手に育てる本   マキノ出版 共著2005
   
受講料
1,000円(当日会場にてお支払い下さい)
申込方法
1.往復はがき による申し込み
財)日本テニス協会あて 往復はがき にてお申し込み下さい。
返信用はがきにより受講証をお送り致します。
申込先:(財)日本テニス協会・医事委員会テニス・メディカルセミナー係
    〒150-8050 東京都渋谷区神南1-1-1岸記念体育会館 4階
電話03-3481-2321 FAX03-3467-5192

2.E-メールによる申し込み

(財)日本テニス協会 テニス・メディカルセミナーE-メールアドレス
medicalseminar@jta-tennis.or.jp あてお申し込み下さい。
E-メールにより受講証をお送りしますので、プリントアウトのうえ当日受付にご持参下さい。
なお、この場合、貴アドレスを登録のうえ、以降の「テニス・メディカルセミナー」のご案内は、E-メールにて差し上げますのでお含み置き下さい。
ご記入事項:①ご氏名 ②連絡先ご住所 ③電話・FAX ④所属 ⑤資格 
⑥ご質問があれば具体的にご記入下さい。
申込先
(財)日本テニス協会 医事委員会 テニス・メディカルセミナー係
〒150-8050 渋谷区神南1-1-1岸記念体育会館4階
電話 03-3481-2321 FAX 03-3467-5192
申込締切

平成18年6月26日(月)  終了いたしました

CD-ROM
過去のセミナーを収録したCD-ROMを販売します。当該セミナー参加者は、1,000円、その他の方は、2,000円です。会場又はハガキ・FAXにて日本テニス協会へお申し込み下さい。
定員

300名 先着順に受付、定員になり次第締め切ります。

その他
CD-ROMの制作について
JTA「テニス・メディカルセミナー」につきましては、スケジュール及び地理的な問題からご参加頂けなかった方々や、テニス界のより多くの方々に、最新のスポーツ医学の知識とノウハウを習得して頂き、より充実したテニスライフをお楽しみ頂けるようセミナーの全てをVTRに撮影のうえ、CD-ROMに収録しています。
 既に、第8回分からのCD-ROMを全国にて頒布していますが、出来るだけ忠実にセミナーを再現すべく編集していますので、ご参加者の映像・ご質問の音声が再現される可能性があります。
 ご参加者の映像につきましては、編集の段階で可能な限り配慮させて頂きますが、セミナーの性質上対応が困難な場合もありますので、テニス・メディカルセミナーにご参加される場合は、あらかじめこの点をご了承下さるようお願い申し上げます。
大学構内マップ


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