ドーピング・コントロール
実際にドーピングを監視し,検査等によって違反を摘発し,その選手の処分を決定する一連のアンチ・ドーピング活動のことを『ドーピング・コントロール』といいます。
2.検査対象
ドーピング検査には,競技会で実施される検査 (ICT:競技会内検査)と,検査員(以下、DCO)が選手のもとに連絡なくやって来て実施される(OOCT:競技会外検査)があります。ICTでは,競技会毎に対象者を決定します。 検査の対象となった選手は,試合後に検査の通告を受け,表彰式などの特別な場合を除いて,できるだけ早期に検査室に出向くことを要請されます。また,OOCTでは,JADAまたは国際競技団体(IF)の検査対象者登録リストに登録されたトップクラスの選手が対象になります。該当する選手がADAMSで事前に申請していた居場所情報を基にDCOが一切の事前通告なく訪問し、検査を実施します。 尚、原則としてドーピング検査は検査種別(ICT・OOCT)に関係なく、一切の事前通知は行われません。
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